我々が保育業界に参入したのはまだ一年半程前の事ですが、業界を知れば知るほどうんざりしてしまう事が多々あります。本日は少しばかり辛口で担当者は独り言を言います。所詮、独り言ですのでお気になさらず。
その1 保育士の待遇の悪さ
保育士は子供達と直接接する一番間近にいる存在。しかも、子供達にとって初めての先生。だからこそ、人間性・性格・保育知識が必要であり、無償の愛を持って子供達と接するプロでなければならない。私は自分自身が保育に関する研修を受けて行くにつれて保育士の大切さ、存在価値がわかりました。ただ、子供の世話をするだけじゃないんです。どうすれば人間らしく育つのか、大変難しい答えを探しながら日々保育に専念しているのです。そうであるにも関わらず、待遇面を見てみると保育士でいる事がバカらしくなるような条件が未だにまかり通っている。
その2 サービスについて
保育園として各種サービスを提供している私が言えた義理ではないですが、なんですか?有料写真サービスって。園としても手間なく写真が撮れて、プロが撮った写真が購入出来る。道理は分かります。今では「ネーム入りオムツ使い放題」月額2980円なんてのもあります。道理は分かります。でもそれ、本当に必要なサービスでしょうか?大切なものがそこにあるような気がしてならないのです。
その3 保育の質
大切な子供達を預かるからこそ質を担保する為に経営者は悩むべきなんです。私も毎日自分の決断や判断が間違っていないか、不安と闘いながら、園を運営しています。園児ファーストであり、保護者に寄り添っていく為に。でもやっぱり子供達が元気に走り回るから、笑顔で自慢げに集めたドングリを見せてくれるから、そして稀にしか見ない私を見つけると「サカトモしゃん!」(名前ビミョーに違う。。)と呼んでハイタッチしてくれるから救われるんです。保育士達の慰労会は必ず会話が園児の話題になるんです。「最近、〇〇ちゃんがハイハイ出来るようになった!」みたいに。保育だからこそニュースになりやすい要素が多くあります。そして、信じられない内容が流される事も有りますが。。質を担保する為にももっともっと研修などプロとしての知見を深めるだけでなく、人として一人の社会人として当たり前の事を当たり前に出来る大人でいたいですね。